<新人のころの思い出で>
「毎日が同じで何も変わらない」
ほとんどの人が一度は感じることでしょう。オフィスワーカーにとってはなおさらです。
日常生活に特別大きな問題があるわけではなく、逆に問題がないからこそ、毎日が新鮮味を欠いて単調に感じられるのかもしれません。
もし、そんな平凡な日々を楽しむことができれば、どんなに素晴らしいだろう。
私は、何気ない日常を愛することが、もっとも素敵な生活スタイルだと思っています。
日常の単調さを愛する、それが真の哲学
平凡な一日の風景
朝は、ギリギリまでベッドの中。
外の天候を確認する間もなく、朝食を抜きで準備。急いで髪を整え、部屋に干してあったシャツを手に取る。
「遅れる!すぐに出なきゃ!」
カバンに必要なものを詰め込み、慌てて家を出る。
通勤は電車で、片道約65分。
急いで駅へ向かい、ギリギリで電車に飛び乗る。
電車内は通勤者で満員、湿気で息苦しい。
カバンを足元に置き、つり革を掴む。読書は諦め、仕方なくスマホを取り出す。
今日の天気は晴れ。だが、一日中オフィスにいるため、外の天気は関係ない。
オフィスに着いて、自動販売機でコーヒーを一杯。
美味しい。
やっと一息つける。
若手サラリーマンとして、仕事に自由はほとんどない。指示されたことをこなし、時間が過ぎるのを待つ。
昼休み、朝食抜きの空腹を満たすためにコンビニでスナックとジュースを購入。
休憩中はスナックを食べながらスマホゲームに没頭。
午後も静かに仕事を続ける。
勤務時間が終わり、残業も終了。
帰りの電車は同じく残業帰りのサラリーマンで混雑。座ることはできず。
カバンを地面に置き、イヤホンを装着。最寄り駅までの間、スマホゲームとニュースをチェックして時間を潰す。
帰宅途中にコンビニで唐揚げ弁当とビールを購入。
家に着くと、まずはテレビのリモコンを探す。何となくテレビ番組を眺めながら、コンビニ弁当を食べ、シャワーを浴びる。
鏡で見た自分の体は、数年前と比べて明らかに肥えていた。
シャワー後は、冷えたビールを一口。
美味しい。けれど、肥満への罪悪感も感じる。
分かってはいるけれど、ストレス解消にビールを止めることはできない。
アルコールで少しほろ酔い気分になり、重力に負けてベッドに横たわる。そのままスマホゲームやYouTubeを見て、眠気が訪れるまで過ごす。
時計の針が上を指す頃、テレビと灯りを消して、目を閉じて思う。
「今日も一日、お疲れさま。」
日常の単調さを価値あるものに変える方法
早朝、出勤の1時間前に目覚め、カーテンを開けて新鮮な空気を部屋に招き入れます。
「今日はいい天気になりそうだ」とベランダから外を眺めながら感じます。
朝はプロテインシェイク一杯で、夜の間に失われたタンパク質を補充します。
一晩かいた汗をシャワーで流し、部屋で干していたシャツを着て、ゆっくりと身支度を整えます。その後、仕事用と自分用のコーヒーを淹れるためにお湯を沸かします。
お気に入りの陶器のマグカップにネスカフェゴールドブレンドの粉末を入れ、お湯を注ぎます。
スマートフォンで時刻を確認すると、まだ家を出るまで30分の余裕があります。
風に揺れるカーテンを眺めながら、淹れたてのコーヒーを飲み、読みかけの小説に没頭します。
「そろそろ出勤の時間だ」と気づき、急いでプロテインシェイカーとマグカップを洗い、家を出ます。
ポケットには財布とスマートフォンを入れ、水筒を持って出発します。
心地よい風を感じながら歩き、自転車で通学する中学生を見かけると、季節の変わり目を肌で感じます。イヤホンはせず、周囲の音に耳を傾けます。
時々、手を上に伸ばして大きく深呼吸をします。
オフィスに着くと、持参したホットコーヒーを一口飲みます。
美味しいです。
新人サラリーマンとして自由にできることは限られていますが、自分の裁量で小さな改善を進めています。積極的に取り組める仕事を見つけ出します。
午後も精力的に仕事を進めます。
仕事が終わり、帰宅する際はイヤホンでこの季節のアニメを楽しみながら過ごします。
家に帰るとすぐに自重トレーニングを行い、筋肉を鍛えます。鏡で自分の体を見て、少しでも筋肉がついていることを実感します。
シャワーを浴びた後は、たんぱく質豊富な夕食を作ります。自分で作った筋トレ食と冷凍ご飯を加えて、食事を終えます。
その後は、ブログの執筆を始めます。日常の些細なことに焦点を当て、自分の考えを記事に反映させます。
文章を書くことで仕事のストレスを解消し、集中しているうちに日が暮れます。
時計の針が真上を指す頃には、パソコンをシャットダウンしてベッドに入ります。
やっと、一日の重圧から解放されたと感じながら、目を閉じて心から思います。
「今日も実り多い一日だった。」
日常を充実させる生活のコツ
日々の生活を豊かにするために、私が見つけた三つの重要なポイントを共有します。
3つのポイント |
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– 自分だけの時間を作る – 生産的な活動に取り組む – 自己成長を感じる |
自分だけの時間を作る
フルタイムで働くサラリーマンにとって、「自分の時間がない」と感じることは珍しくありません。
しかし、これは時間の使い方が上手くいっていないからだと考えられます。
- 朝、30分か1時間早く起きて、自分だけの時間を確保する
- 通勤方法で駅を1つずらして、歩く時間を増やす
- テレビを見る時間を減らして、自分の時間を増やす
- 夜はお酒を控えて、頭がすっきりする時間を作る
これらは全て相互に関連しています。例えば、徒歩通勤は体を動かし、睡眠の質を向上させます。夜のアルコールを控えれば、さらに睡眠の質が良くなります。テレビを見なければ、より早く眠ることができ、良質な睡眠によって早起きが苦にならなくなります。
このような良い循環を生み出すことが、自由な時間を確保するために重要です。
生産的な活動に取り組む
他人が作ったものをただ消費するだけの生活は、つまらないと感じがちです。
- 上司に言われた仕事をこなす
- スマホゲームをする
- ニュースサイトを見る
- テレビを観る
- コンビニ弁当を食べる
これらは受動的な消費活動です。「毎日がつまらない」と感じるのは、自分で何かを生み出していないからです。
- 自分で業務改善を提案してみる
- Youtubeやブログで副業を始める
- 料理本を見ながら料理をする
自分で何かを創出する体験は、思っている以上に楽しいものです。
自己成長を実感する
毎日が変わらないと感じるのは、「自分が成長していない」と感じているからかもしれません。
「昨日よりも成長した!」と感じられる毎日を送ることができれば、日々の生活がもっと楽しくなるでしょう。
特におすすめするのは、「筋トレ」と「副業」です。
筋トレ
筋トレはジムに行く必要はありません。自宅でできる自重トレーニングだけでも効果があります。初めてでも、腕立て伏せを1回から始めることが大切です。この小さなスタートでも、「昨日より成長した」と感じられます。
副業
Youtubeで動画を投稿する、ブログを書く、イラストを描く、プログラミングをするなど、副業を通じて技術を磨くことは自己成長を感じる絶好の機会です。
単に仕事をこなすだけではなく、自分のスキルを向上させることで、自尊心も高まります。
充実した日常への3つのステップとは
まず第一に、自分だけの時間を確保することが重要です。具体的には、朝早く起きることやテレビを見る時間を削減するなどが効果的です。これにより、一日のスタートを活動的に迎えることができ、自分自身と向き合う貴重な時間を持てるようになります。
次に、生産的な活動に取り組むことも大切です。消費するだけの受動的な生活から脱却し、何かを創造する活動に時間を割くことで、生活に新たな意味を見出すことが可能です。例えば、自ら業務改善を提案したり、料理やブログ、Youtubeといった創作活動に挑戦してみると良いでしょう。
最後に、自己成長を実感できる活動をすることです。特に筋トレや副業は、自分が成長していることを実感できる素晴らしい方法です。ジムに行かなくても自宅でできる運動や、新しいスキルを学びながらできる副業を始めてみることがおすすめです。
これらのステップを踏むことで、日常生活はより充実し、毎日を充実したものに変えていくことができます。自分の生活を見直し、少しの変化を加えてみてはいかがでしょうか。
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